斜面の草刈りにはスパイクシューズが最適だった

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スパイク足袋のアイキャッチ 暮らし
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こんにちは、にらおです

農家にとって避けて通れない作業、それは草刈り。

草刈りの画像
我が家の田んぼ回りの草刈り中の写真

草刈りの中でも、斜面の草刈りは非常に危険な作業

専業農家の父も過去に斜面の草刈り中に怪我をしてから、怪我をしないように試行錯誤しながら行ってきました。

色々な対策を試した結果、最終的に辿り着いたのがスパイクシューズ(スパイク付き足袋)でした。

あまりの便利さに、噂を聞いた近所の農家の方に私が代理購入を頼まれるぐらいです。

農作業をしない方には全く役に立たない記事ですが、今回は斜面の草刈りが劇的に楽になるスパイクシューズ「親方寅さん#30」を今回はご紹介します。

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我が家の草刈り事情

私の家は代々農業を営んでおり、父は専業農家。私はサラリーマンですが、繁忙期には田んぼの草刈りや田植え、稲刈りなどを手伝います。

我が家にはよく見る一般的な草刈機(刈り払い機)の他に、スパイダーと言う自走式の草刈機の2台を併用して草刈りをします。

自走式草刈り機で草刈り中
メインは自走式草刈り機(スパイダー)を使用

田んぼの草刈りって自分の田んぼの周りだけじゃなく、畦道や農道の脇の斜面など意外と広範囲に渡ります。

平地の草刈りは問題ないのですが、危ないのは農道脇の土手や斜面の草刈りなのです。

斜面の草刈りの危険性

草刈りの中でも斜面の草刈りは、勾配に関係なく滑りやすく結構危ない作業。

朝露で濡れた草は滑りやすく、なおかつ機械を持ちながらの作業なので不安定な体勢で力を入れる感じになり、結構大変な作業です。

普通の長靴では簡単にツルッと滑り、草刈機に足を巻き込まれそうになるなんてことも少なくありません。

実際に父も10年前ぐらいに斜面の草刈り中に足を滑らせ、足が自走式の草刈機の中に入ってしまい結構なケガをしたことがありました。

そんな父から一昨年ぐらいに「長靴に後付けできるスパイクが古くなって壊れたので、新しいのを探してくれ」と言われました。

対策①初代スパイク(ベルト式)

元々使っていた初代がこちらのベルトで長靴に取り付けるタイプ。残念ながらメーカー不明です。

初代後付けスパイク
初代後付けスパイク

1年ぐらい使用しましたが、斜面で横に負荷がかかるとズレてしまい使いにくかったとのことでした。

壊れてしまったため新調することになり、父から言われた条件が「取り外ししやすいけども、固定はしっかりとできるもの」でした。

対策②後付けスパイク(ベルト装着)

そこで2021年に購入したのがこちらの登山用のスパイクのように長靴に装着できるタイプ「EARTH MAN ガーデンスパイク極」でした。

ガーデンスパイク極のパッケージ

スパイクは金属製で、斜面でもガッツリと食い込んでくれそうな歯がついています。

頑丈そうな金属刃

バックルは2個で、二重ロック機能付きなので簡単に取れないような構造。

二重ロック機能付き

ベルトでガッチリ固定することができるので良さそうと購入しました。

斜面への食いつきは良好でしたが、斜面で横への負荷がかかるとやはり長靴がズレてしまい作業し辛いとのこと。

スパイクを後付けするタイプは、ある程度しっかりと固定しても横の負荷によってズレてしまうことがわかりました。

とてもいい商品でしたが、父としてはNGだったため1年ほどしか使用しませんでした。

対策③スパイク付き足袋

何かいいのはないかと探している中、出会ったのがスパイク付き足袋「親方寅さん#30」でした。

後付けのスパイクだとどうしてもズレる心配がありますが、最初からついていればズレないのではないか。また、長靴じゃないので足にピッタリとフィットする足袋というのもいいだろうとのことで購入しました。

親方寅さん#30

福山ゴム工業株式会社が販売しているスパイク付き作業靴の「親方寅さん#30」

パッケージの画像
パッケージの箱はとてもシンプル

見た目は普通の足袋ですが、

スパイク付き足袋の画像
スパイク足袋「親方寅さん」

裏面にゴムで覆われた金属製のピンが付いています。

裏面の状態
裏側の金属製のピン

このピンが地面にがっしりと食いつき、かなり滑りにくくなります。

また、横側にチャックがついていて大きく開くので脱ぎ履きも非常に楽。

チャック部の画像
チャック式なので脱ぎ履きも楽

チャック部分の上にはマジックテープのカバーがあり、チャックから砂やごみの侵入を防いでくれます。

両脇はゴム素材になっていて伸縮性があります。

ゴム部分の画像

また長靴と違って布なので暑い日でもそこまで蒸れません。

スパイク足袋の説明文

使用感

こんなんで本当に大丈夫?と思いますが、金属製のピンが斜面にしっかりと食いつくため、斜面の草刈り時もかなり滑りにくく、作業しやすいと父が言っていました。

長靴に装着するスパイクと違い、足袋そのものが足にしっかりとフィットするため、横からの荷重でもズレたりする心配がないのでいい!とのことです。

昨年1年間使用しましたが、スパイクの欠損などはしていないようです。

父がこれを買ってから近所の農家の中で話題になり、何足も代理購入を頼まれるぐらい評判がいいです。

サイズ展開

サイズは24.5〜28.0の7種類。

  • 24.5
  • 25.0
  • 25.5
  • 26.0
  • 26.5
  • 27.0
  • 28.0

28.0までしかないので足のサイズが大きい人はサイズがないなんてこともあるかもしれません。

父は普通の靴のサイズと同じ26.0を履いていますが、きつすぎたりすることはないとのことです。

ある程度のフィット感があった方がいいのでサイズは靴と同じサイズを選べば大丈夫だと思います。

まとめ

スパイクシューズのメリット
  • 後付けスパイクと違ってズレの心配がなく、快適に作業できる
  • 長靴と比べて蒸れない
  • 足にフィットして動きやすい
  • 斜面だけでなく、平面でもストレスがない

また、我が家では暑い時期には熱中症予防としてこちらの空調服も使用しています。涼しくて快適ですのでこちらも併せてご覧ください。

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