こんばんは、にらおです!
突然ですが、にらおの家には90近くの高齢の祖母がいます。
ここ最近は足腰も悪くなり、布団へ入るのも大変そうになっていたため、最近介護用ベッドを使い始めました。
ベッドは快適なのですが、ここである問題点が浮上。
祖母の部屋の照明は、昔ながらのこんなタイプ。

さすが長年生きていて知恵のある祖母は、ついている紐を延長して引っ張れるようにしていました。
しかし、介護用ベッドに寝てからだと電気の紐に手が届かない。これ以上紐を延長すると照明が傾きすぎて危ない。
でも、電気を消してからベッドへ行くと、転ぶ危険がある。
「困った・・・。」と言われました。
祖母に困ったと言われれば、孫が何とかするしかない!(笑)。
そんなわけで、なにかいい案がないか調べてみると・・・・。
世の中には便利な商品がありました!今日はそんなものをご紹介いたします!
ペンダント型照明をリモコンで操作できるようにする方法
このペンダント型照明。実はある製品を取り付けることで、リモコンで操作できるようになるのです。それが、こちら!

天井照明器具専用リモコンスイッチ
これはオーム電機が販売している『天井照明器具専用 リモコンスイッチ OCR-CRS01W』と言う製品です。
これを取り付けるだけで、付属のリモコンで簡単にON/OFFができます。
取り付けは簡単。電気の接続部に取り付けるだけ!
ということで、取り付けてみました。
取り付け方
取り付け方はこんな感じ。

まず、いつも使っている照明を接続部から取り外します。蜘蛛の巣や埃などの長年の汚れも一緒に掃除しました(笑)。
そうすると、出てくるのがこの接続部。

ここに、リモコンスイッチの受信機を取り付けます。

そうしたら、いつものようにここに照明をセットします。

これで取り付け完了!
付属のリモコンはこんな感じです。

祖母のような高齢者には、多機能であまりボタンが多いものでは操作方法が覚えられません。
にらおは、シンプルにON/OFFのみが操作できるリモコンが付属しているこの製品にしました。
使い方
使い方は簡単。
照明をONの状態(電気がついている状態)で、リモコンを受信部に向けてOFFボタンを押せば電気が消えます。またONを押せば照明はつきます。

ただ、それだけ(笑)。
この製品をつけるだけで、自宅の照明がリモコン式になります!
リモコン式にしてできること
①簡単に自宅の照明をリモコン式にできる
この製品を接続することで、昔ながらの照明でもリモコンで操作できるようになります。工事などはいらないので画期的!
②AmazonEchoやGoogleHomeなどと連動できる
今回、祖母用に買ったので使う機会はありませんが、リモコンの受信部が付いたことで、スマートスピーカーと別売りの家電リモコンなどを連動させればCMのように声で電気を消すことも可能です。
※この製品だけでは、スマートスピーカーとの連動はできませんのでご注意ください!
使ってみてわかった不便な点
①単純にON/OFFしかできない
この昔ながらの照明って、紐を引っ張るごとに明るさが変わるタイプなのです。
簡単に書くと、
全灯
↓ ひもを引っ張る
少し暗め
↓ ひもを引っ張る
豆電球
↓ ひもを引っ張る
消灯
↓ ひもを引っ張る
全灯にもどる。
のようになっています。
しかし、このリモコンではON/OFFしかできないため、その機能が使えなくなってしまいます。少し暗めでOFFにすると、ONにしてもまた少し暗めにつきます。
紐で消灯してしまうと、リモコンでONはできません。また同じように、壁にスイッチがある場合、そちらOFFにすると、リモコンでONすることができません。
②受信部が片側にしかついていない
下の写真の黒い部分が、受信部です。

受信部が、片側にしかついていないためその方向から出ないとリモコンが効きません。
祖母の場合、よく使うであろうベッド方向に向けて設置しました。
そのため、普段座っている椅子の方向(反対側)からだとリモコンが反応しませんでした。
天井照明器具専用リモコンスイッチの価格
今回買ったこの『天井照明器具専用リモコンスイッチ』は、2019年5月8日現在1878円です。
また、こちらの商品は天井直付タイプのシーリングライトには使用できません。
使用できるのは、吊り下げタイプのペンダント型照明などになりますのでご注意を!
祖母の反応
取り付けた後、祖母に使い方を説明したのですがいまいちな反応。最初に数日使ったっきり、今では使っていないようです。画期的だ!と思ったのは、にらおだけでした(笑)。
高齢の祖母には、少し難しかったようです。残念。
こんな方にオススメ
ペンダント式照明を使っていて、リモコンで操作できるようにしたい方。
照明をスマートスピーカーなどと連動させたい方。
おわりに
祖母が快適に生活できるようになるかと思い、今回取り付けてみましたが失敗でした。工事もいらずに、照明をリモコンで操作できる便利な家電ですが、高齢者には向かなかったようです。
また、なにかいいものがあれば、買って試してみようと思います。
以上、にらおが『ペンダント型照明をリモコンで操作できるようにする方法』をご紹介いたしました!最後までご覧いただきありがとうございました!
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