吉徳雅工房のベビーザらス限定雛人形『収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」』を購入。コンパクトで上品な気品漂う雛人形。

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こんばんは、にらおです。

もう去年(2020年)になってしまいますが、にらお家では娘が産まれて初めての節句『初節句』を迎えました。それに伴いにらお家でも雛人形を購入。購入と言っても、正式には嫁ちゃんのご両親に買っていただきました。

雛人形なんていらないかなーと最初は思っていましたが、祖父母的には孫に雛人形を買ってあげたい!ということで、早速どれにするか情報収集し始めることに。

CMでお馴染みの人形の東月や久月の展示会やデパートなどを見ましたが、ちょうどいいけどデザインが微妙・・・など、なかなかこれだ!という雛人形が見つかりませんでした。

そんな中、おもちゃを選びに立ち寄ったベビーザらスで、デザインも大きさも理想的なお雛様を発見!

にらおも嫁ちゃんもこれだー!と一目惚れ。義両親にも確認してもらい了承を得たため、後日買っていただきました。

そんなにらお夫婦の心を射止めたのがこちら。

人形の吉徳雅工房のベビーザらス限定『収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」』という雛人形です。

人形のお顔つきも上品で、屏風などのデザインもすごくいい。

そして極めつけは収納飾りと言われる飾り台が収納を兼ね備えているのが特徴です。

ということで今回は、にらお家で購入した雛人形『ベビーザらス限定 収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」』をご紹介します。

雛人形選びで悩んでいる方のご参考になれば幸いです。

雛人形を選ぶにあたって重視したところ

父親(男性)にとって雛人形ってあまり馴染みがないため、どのようなのがいいか全くわかりませんでした。姉や妹などがいればまた違ったのかもしれませんが、男ひとりっこのにらおにとって全くの未知の存在。

昔は七段飾りや五段飾りなど豪華で大きい雛人形が主流だったかもしれませんが、今のトレンドはコンパクトな雛人形のようです。大きくてもせいぜい三段飾り。

にらお家では飾る手間が大変というのと、場所を取るという理由で、三段飾りのでは候補から外しました。

となると選択肢は

  • 親王飾り
  • 収納飾り
  • ケース飾り

の3つとなります。

親王飾りは男びなと女びなが対になっているタイプ。

収納飾りは親王飾りと似ていますが、飾り台が収納になっていて親王飾りよりもちょっと豪華なタイプ。

ケース飾りはあらかじめ飾りつけされた雛人形がケースに入っているタイプで、一番コンパクト。

ケース飾りはそのまま出すだけでいいので飾るのが楽そう。そしてケースで囲われているので娘が触って壊す心配がないなと思いました。しかし実際に現物を見ると、個人的にちょっと物足りなさを感じました。

お雛様売り場の店員さんに言われたのが、ケース飾りは大きさの制限があるので、お雛様の奥行きがなく、正面から見る分にはいいのですが横から見るとぺらっとしているとのこと。今思うとセールストークに乗せられた感はありますが、ケース飾りも候補から消えました(笑)。

となると親王飾りか収納飾りの二択

見比べると収納飾りの方が飾り台がある分見栄えがよく、親王飾りよりもちょっと高級感がありました

また飾る期間が終わり片付けする際は、お雛様や備品などを飾り台の中に収納して片付けられるので、一式まとめてしまっておけます。

というわけで高級感と収納できるというメリットから、にらお家では収納飾りタイプにしました。

吉徳と吉徳雅工房の違い

にらおが住んでいる福島県では、「人形の久月」と「人形の東月」のCMはバンバン流れていますが、吉徳は初めて聞きました。

調べてみると、吉徳は1711年創業の日本人形屋。その吉徳自身のブランドが吉徳大光と言います。

ベビーザらスで売られている吉徳雅工房は吉徳が監修したトイザらス・ベビーザらスの節句専門ブランドとなっています。

吉徳大光は昔ながらのデザインで高級品。一方、吉徳雅工房は今風を取り入れたデザインで値段は吉徳大光と比べると若干安めという住み分けのようです。

収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」

ベビーザらスで売っているお雛様の中で、収納飾りは14種類。

その中でもにらおが一目惚れしたのは『収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」』というものでした。

カタログの説明文では

飾り台と屏風に高岡塗を用いた気品あるひな飾り

黒塗りの飾り台には加賀蒔絵で桜を施し金屏風には対象の位置に桜を。

男びなは天皇陛下がお召しになる黄櫨染を着用し、お祝いにふさわしい品です。

出典:ベビーザらス ひな人形カタログ

となっています。

にらおが魅かれたのは、収納できる点とデザイン。

人形の表情も優しく、とても優雅な印象。

男雛
女雛

上から見ても奥行きがある分、人形の存在感があります。

三段飾りなどから比べると全体的にコンパクトですが、主役の人形に豪華さがあるので十分に映えます。

収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」の特徴

この雛人形の特徴は

  • 男雛は天皇のみが着ることを許された「黄櫨染(こうろぜん)」を着用。
  • 幕板と屏風には丁寧な塗で有名な高岡塗に加賀蒔絵で桜を施している。

という2点。

男雛は天皇のみが着ることを許された「黄櫨染(こうろぜん)」を着用。

お雛様の主役は女雛な気がしますが、こちらの雛人形の男雛は天皇のみが着ることを許された「黄櫨染(こうろぜん)」という着物を着ています。

天皇即位の儀式「即位礼正殿の儀」でも天皇陛下が着用しておられました。

そのような由緒ある着物を着ているこの男雛、見る人が見るとおっ!となるかも。

雛人形の主役はどっち?となりますが、なんか魅かれませんか?(笑)

幕板と屏風には丁寧な塗で有名な高岡塗に加賀蒔絵で桜を施している。

吉徳雅工房の雛人形は禅的に現代的なデザインなのですが、こちらの幕板(飾り台前面の模様)と屏風は高岡塗に加賀蒔絵が施されています。

非常に雅なデザイン。派手過ぎず、和風なデザインですごくいい!(語彙力がなさ過ぎてうまく表現できません)

高岡塗とは漆器の産地である高岡市で生まれた技法で、下塗り・中塗りの堅牢な作業と精巧な仕上げが特徴です。

この幕板と屏風が人形を引き立ててくれるので、雛人形の存在感が十分に出ていると感じます。

収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」のサイズ

収納飾りということで、普段は飾り台の中に人形などを収納し、梱包時に入っていた段ボールに入れて収納しています。

収納時の大きさは、間口69センチ×奥行48センチ×高さ31センチ

飾りつけした大きさは、間口65センチ×奥行44センチ×高さ59センチ


となっています。

ちなみに下に敷いている赤い敷布は横109センチ×奥行き59センチです。

収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」のセット内容

セット内容はこちら。

  • 人形一式 二人
  • 屏風 一点
  • 雪洞(ぼんぼり) 一点
  • 桜橘 (さくらたちばな)一点
  • 道具一式 二点
  • 親王台 一対
  • 飾り台 一点
  • 木札 一点
  • 刺繍入り敷布
  • 飾り方DVD
  • お手入れセット

となっています。

これがすべて飾り台の中に収納できるのが収納飾りの最大のメリット。

各々を箱に入れ、飾り台に収納して段ボールに入れれば片付け完了です。

おわりに

雛人形を買うにあたり、にらお家では収納性とデザインを重視したため収納飾りにしました。

雛人形は毎年出して飾り、期間が終わると片付けます。豪華さで三段飾りや五段飾りにするのもありですが、設置・片付けの手間がかかるので正直後で苦労する気がします。

雛人形一対の収納飾りでも出すのにちょっと大変だと感じてしまいますからね。(娘のために飾っているので手間だとは感じませんが!)

雛人形を選ぶ際は、そこらへんも頭に入れておくといいかもしれません。

あともう一つ思ったのは、実物を一度見ることが大事だと思いました。

ネットに掲載されている写真では伝わらない雰囲気などがあるので、購入前に自分の目で確認したほうがいいと思います。安い買い物ではないですからね!

ちょっと手間ですが、いろいろなお店を回って気に入ったお雛様に出会えることを願っています!

以上、にらおが吉徳雅工房のベビーザらス限定雛人形『収納親王飾り「優艶枝桜加賀蒔絵高岡塗」』をご紹介しました!

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