こんばんは、にらおです。
にらおの両親は専業農家で、夏の時期はミニトマトを栽培・出荷しています。夏の時期のビニールハウス内はもはやサウナ状態で、暑い時は40℃以上になる超過酷な環境です。
ただでさえ暑い夏の時期にそんな過酷な環境で仕事をしている両親を見ていて、息子のにらおは熱中症が心配でした。
去年ぐらいから流行り始めた「空調服」がビニールハウス内の暑さ対策に少しでも効果あるのでは?と思い、父に買うか聞いていたのですが「意味ない!いらん!!」の一点張り。
ですが今年の殺人的な夏の暑さで毎日ヘトヘトに疲れていたご様子でした。
そんな中、近所の若手農家の方々の間で空調服ブームが到来。意外と新しいものが好きな父に、その流れで「買ってみる?」と聞くと「試してみるか」とまんざらでもない感じだったので、少し前に父と母のために空調服を購入しました。
ビニールハウスでの作業に空調服を導入した結果、今までとは比べ物にならないぐらい涼しく快適なようです。
ファンの風が涼しいのはもちろん、むしろ汗をかかないぐらい涼しいとのことでした。
空調服は炎天下の作業にも向いていますが、夏の暑い時期にビニールハウス内での作業にも非常に効果があるようです。
というわけで今回はビニールハウス内での暑さ対策にオススメな空調服をご紹介します。
空調服とは
まず、空調服ってなに?という方も多いと思いますので簡単に説明します。
空調服とはファン(送風機)が付いた服のこと。簡単に言えば扇風機内蔵の服です。
ファンから内部に送風することで、服の内部がめちゃくちゃ涼しくなる魔法の服です。
バートル 空調服 エアークラフト AC1034
空調服業界はここ数年でとても進化しています。有名なところでは
- バートル「エアークラフト」
- 村上被服「HOOH」
- シンメン「S-AIR」
- XEBEC「空調服シリーズ」
など。
その他にも空調服を出しているところはたくさんあり、様々なメーカーが空調服業界に参入しています。にらおがよく利用するワークマンやホームセンターなどでも空調服を扱い始めています。
今回にらおの両親が購入した空調服は、バートルという会社のエアークラフトというシリーズの空調服「AC1034」というタイプです。
空調服はウェア・ファン・バッテリーで1セットなので、初めて購入する場合はセットでの購入が基本です。
バートル エアークラフト AC1034に決めた理由
楽天やAmazon、ウェブなどで空調服を調べてみるとたくさんの種類の空調服が出てきます。マキタやXEBECなどの大手企業から、比較的価格が安い中国製のものまでたくさん種類があって正直どれがいいかわかりません。
そんな中でもいろんなところで評判よかったのが、今回選んだバートルの空調服。2021年の最新モデルは最高出力が13Vで、めちゃくちゃ涼しいらしい。
またファンとバッテリーが京セラ(元のRYOBI)製なので安心とのこと。
ちなみにですが近所の農家の人達も大体バートルの空調服を使用しているというのも今回の決め手のひとつ。
そのため試着させてもらえるので服のサイズも確かめられますし、情報も交換できると思いバートルの空調服にしました。
バートル エアークラフト AC1034の特徴
2021年度の最新モデルの特徴は何と言っても最大出力13Vのバッテリー(AC260)によるとてつもない送風力。13V時のファンの風量は70L/秒で、かなり暑い日でもとても涼しいです。
13Vで1時間運転すると10Vに自動で切り替わりますが、満タン充電で6時間持つので暑い時間帯もずっと送風しながら作業できます。
バッテリーは13V,10V,8V,6Vの4つのモードがあり、各モードでの風量、充電満タン時の連続稼働時間は以下のようになっています。
- 13V 70L/秒 1時間+5時間(10V)
- 10V 59L/秒 7時間
- 8V 48L/秒 12時間
- 6V 37L/秒 24時間
またバッテリーとファンは京セラ(もともとはリョービ)が製造しているというところも安心です。
バートル エアークラフト AC1034のサイズ感
今回にらおの両親のために購入した空調服。サイズは近所の方のを試着させてもらい、にらお父はXL、母はMを購入しました。
169㎝、62㎏のにらおがMを着た場合、こんな感じです。
夏はインナーぐらいしか着ないと思うのでサイズ感はちょうどいい感じですが、座ったりかがんでの作業を考えるとLでもいいかも、という感じです。
胸ポケットにバッテリーを入れて作業するので、あまり大きすぎても動きにくい感じがします。
バートル エアークラフト AC1034の使用方法
空調服の使用方法は、まずウェアにファンをセットします。
ファンにコードを繋ぎ、反対側のコードを胸ポケットからバッテリーにつないでセッティングは完了です。
操作ボタンはバッテリーの電源ボタンだけ。長押しでON/OFF、一回押すと出力が変化します。
操作ボタンが一つしかないので、高齢者の方でも簡単に操作できる点がGOOD。
空調服稼働時の音はうるさい?
空調服は背面のファンを回して空気を送るので、やはり稼働音は発生します。実際の稼働の様子を動画にしてみました。
長押しでONし8V→10V→13V→6Vの順番になっています。
夏の暑い時期の農家にとって、今後空調服はスタンダードになると思う。
ということで、にらお家の両親も今年から空調服を導入しました。稼働音と稼働中はこんな感じ!
モデルはにらお(168cm.62kg)でバートルのエアークラフトAC1034 Mサイズを着用しています。
農家以外の方にもオススメやで! pic.twitter.com/mOagxUelvG
— にらお (@niralog) 2021年8月24日
音は確かにうるさいです。ですが、稼働音のうるささよりも涼しいというメリットの方が大きいと思います。
空調服を導入した両親の感想
猛暑の中、ビニールハウス内でミニトマトの収穫をしている両親。空調服を導入する前は夕方になると暑さで疲れ切っていました。
空調服を導入後は暑い日でも快適に作業をしているようで、びっくりするぐらい涼しい!もっと早くから買えばよかった!とのことでした。
空調服を着るのと着ないのでは肉体的な負担が全然違うようです。
にらおも試しに室内出来ましたが、一瞬で汗が引っ込みました。汗が気化するどころか、汗をかかないぐらい涼しいです。最低の6Vでも涼しく、13Vだとむしろ寒いぐらいでした(笑)。
おわりに
空調服はウェア・ファン・バッテリーのセットで1着2万弱と、決して安くはありません。ですが、農家は体が資本。
空調服を着ることで体調を崩さず、暑いときでも快適に作業できればすぐに元は取れると思います。
今回の記事が、空調服を購入するか悩んでいる方の後押しになれれば嬉しいです。
毎年どんどん暑くなっていますが、空調服を着て乗り切りましょう!!
以上、にらおが「バートルの空調服AC1034」をご紹介しました。
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