こんばんは、にらおです。
米作り紹介企画第1弾、苗代の土作りから1週間。
www.niraoblog.com今回はついに種まきをしました!田植え前の大事な作業です!
今日は米作り紹介企画第2弾『種まき』編、ご紹介していきます。
お米の種まき
種まき
前回苗代の土作りをしました。田植えの準備の一つ、お米の苗を作るための土づくりです。その土を使って、今回はお米の種を蒔きました!これも地味に大変な仕事です。種まくだけなのに大変なの?と思う人も多いと思いますので、どういう風に作業するのかご紹介していきます!
床土入れ
前回作った土を苗箱に入れる作業が先週中に行われました。その数およそ1000枚!1000枚ってどれぐらいかというと・・・
これぐらいです(笑)。これを手作業で1枚1枚土を入れました。今日はこれに種を蒔いていくのです!
イネの種
イネの種は種籾(たねもみ)と言われます。普段食べているお米は、植物的にはイネの果実の部分で胚乳と呼ばれる部分。それに胚芽(はいが)という芽となって成長する部分とよく米ぬかとして利用される糠(ぬか)がついたものが玄米です。
これがイネの種。
先週のうちに消毒し、水の中に浸しておくことで発芽します。この作業を催芽(芽出し)と言います。 よく見るとぴょこっと芽が出ています。
種まき機(全自動播種機)
種まきと言っても手作業で行っていたのは過去の話。今は全自動の機械で行います。その機械がこちら!
SUZUTEC社製全自動播種機。もう20年物ぐらいの年季が入った機械です(笑)。
種まき作業
先ほどの全自動播種機に床土が入った苗箱を流して自動で種を蒔いていきます。
まず潅水(かんすい)と言って水と消毒液の入った水を与えます。
その次に先ほどの種もみが蒔かれます。
最後にその上に覆土と呼ばれる土をかぶせます。ベルトコンベアで流量を調整しつつ、種を覆います。厚すぎても、薄すぎてもNGなので気をつけます。
見づらいですが、左側のブラシで土を均等にならして完成!
これで苗の種まき完了です!この作業が約1000枚分ひたすら繰り返されます(笑)。
一定数できたらビニールハウスへ移動。
ここからはひたすら並べます!これが重労働!にらおは並べる係。ひたすらスクワットのような体勢で並べていきます。1年目は腰をやりましたが、今では慣れました(笑)。
そして太陽シートと呼ばれるアルミ箔みたいなシートをかぶせます。
この太陽シートは太陽光を反射し、ハウス内が高温になってもシート内の温度上昇が抑えられます。そのため芽が出るまで換気などの必要がなくほったらかしでOK、という便利なシートなのです。
でも、太陽光が反射するため作業者は汗だくになります(笑)。
このままの状態で1週間ほどすると芽が出てきます。
1ヶ月ほどでこんな感じに成長します。
おわりに
やっと種まきという農家にとっての一大イベントが終わりました。この季節になると「あ、もうあれから一年か、早いな~。」という気持ちになります。
種まきは意外と人手が必要です。数件の家族総出で作業し、終わったらお祝いという名の打ち上げをして豊作を祈ります(笑)。
今年も豊作で、なおかつ米の値段上がればいいな~と祈りながら、田植えに向けて準備していこうと思います!
みなさま、農家のためにお米いっぱい食べてくださいね!!(笑)
以上、にらおが種まきについてご紹介いたしました!ご覧いただきありがとうございました!
コメント
はじめまして!
お米を買うのは、スーパーで簡単に買えますが、作るのは大変なご苦労があるのでしょうね。感謝して食べるようにしようと思いました。
僕は、4月からお気楽なキャンプのブログを始めました。時間がある時に気分転換に覗いてみてくださいませ。
コメントありがとうございます!
お米ってどうやって作られているかなんて普段はなかなか考えないですよね!こんな感じで作ってるというのを知ってもらえたらうれしいです(^^)
キャンプなどたまに行くので読ませていただきます!